来年1月1日に「亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円」企画に登場する元ボクシング世界2階級王者の亀田大毅が、今年5月に第1弾企画「亀田興毅に勝ったら1000万円」で戦った兄・興毅について「落ちたな、だいぶ。現役中の1割以下ですよ」と、寂しい胸中を明かした。
![亀田大毅、兄・興毅の衰えに寂しい胸中「何もやらなかったら、ああなるねんな…」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/8/7/724w/img_87432089daf79b0f0bda4fc0954998ba191080.jpg)
兄として、プロボクサーとして尊敬するからこそ、“亀田興毅”の衰えを目の当たりにして、寂しさが募った。同様の企画に挑戦することが決まり、AbemaTV独自のインタビューに答えると「落ちたな。足の動きとか。何もやらなかったら、人間ああなるねんな…」と、低い声で語り出した。「プロってすごいですよね。お兄ちゃん強かったからなぁ。それがあんなになるんだから、体って正直ですね」。全盛期、華麗なフットワークを見せていた兄だが、「引退戦は(MAXの)2割ぐらいちゃいます?(1000万円で)4人とやった時は、それよりもひどかった」とポツリと言った。
そんな兄の様子を見た後で、今回は自分がアマチュア4人と戦うことになる。前回以上に格闘技経験者が揃い、中には自分より9キロ以上も重い挑戦者もいる。「戦い方?相手によって変える。まあ、そういうレベルでもないけど、今のおれには(合計)4ラウンドでも長いから。前半に体力もっていかれたら、きつい」と、強気な大毅でも冷静に自分の状態を把握している。
興毅は3人の挑戦をKOしたが、最後の1人は倒しきれなかった。憧れの兄の前で“弁慶”と呼ばれた意地を見せるのに必要なのは4人全員KO。「一番倒しやすい倒し方を考えます」。自身も引退から2年以上経っているが、グローブをはめ、ゴングを聞けば、再びプロボクサーのスイッチがオンになる。
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