日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第11節D卓が12月29日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、紺野真太郎と吉田直が来季A1リーグへの昇級を決めた。
前節までのリーグ順位が4人で行われた、実質的な「昇級決定戦」となったD卓は、リーグ首位を走ってきた紺野がリードを生かして安定した打ち回しを披露。2位争いは吉田、黒沢、荒が最終戦まで争ったが、最後は吉田が抜け出した。一時はCリーグ落ちまで経験した紺野は「マジック1で迎えた最終節、13年前に逃したA1の昇級を遠回りして掴むことが出来ました」と感慨深げだった。
【試合結果】
1位 紺野真太郎+30.5
2位 黒沢咲+21.8
3位 吉田直▲3.8
4位 荒正義▲48.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から