東京女子プロレスのリングには、数多くの芸能人、アイドルが選手として登場している。それが人気の要因の一つなのだが、といって単なる「話題性ありき」のものでもない。そのプロレスに取り組む姿勢はあくまで本気だ。

(ディーノに完璧なリップロックを決めた伊藤。ファーストキスで勝利に近づいた)
福岡のアイドルグループ・LinQのメンバーだった伊藤麻希はプロレスの練習に本腰を入れるため、単身上京。「今闘えるアイドル」を名乗り、LinQ卒業が決まると「闘うクビドル」としてさらにファンの目を引くことに(現在はLinQから派生した新ユニット・トキヲイキルに所属)。頭突き、逆エビ固めなど技のバリエーションは少ないものの、気合いが入りまくった試合ぶりは東京女子プロレス名物になっている。