将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(15)が2018年初の公式戦となる王位戦予選に臨み、同期の大橋貴洸四段(25)に敗れ、新年は黒星からのスタートとなった。藤井四段が同じ棋士に連敗を喫するのは、プロ入り後初めて。
藤井四段と大橋四段は2016年10月、同時に四段に昇段しプロ入り。その後、藤井四段が29連勝し一躍時の人となったが、大橋四段も実力を発揮し2017年度の成績は33勝10敗、勝率0.767と全棋士中3位の成績を残していた(藤井四段は45勝10敗で0.818)。2人の対戦成績は、この日の終えて2勝2敗。
2017年は前人未踏の連勝記録で日本中を沸かせた藤井四段だが、若手棋士からベテラン棋士まで、実力者との対戦も増えるだけに、2018年は試練と成長の年になりそうだ。
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