将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(15)が1月11日、中田功七段(50)と第31期竜王戦5組ランキング戦で対局し、新年初勝利を挙げた。
藤井四段は昨年の竜王戦6組ランキング戦で優勝。本戦にも出場を果たした。加藤一二三九段とのデビュー戦、前人未踏の29連勝を達成、30連勝間近で初黒星、これらすべては竜王戦。激動のデビュー年の中でも、大きなポイントとなる対局が多かったタイトルだ。
竜王のタイトルは、昨年12月に羽生善治竜王(47)がタイトルを奪取。藤井四段が挑戦権を得るには、5組ランキング戦で優勝、さらに本戦で各組の成績上位者とのトーナメント戦を勝ち抜く必要がある。藤井四段は次局、2回戦で阿部隆八段と竹内雄悟四段の勝者と戦う。
竜王戦ランキング戦の持ち時間は各5時間。
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