「最後の一撃は、せつない。」プレステ史上屈指の名作『ワンダと巨像』がフルリメイクでPS4に蘇る | アニメニュース

　PlayStation(R)4用ソフトウェア『ワンダと巨像』がフルリメイクされ、2月8日（木）に、全国のPlayStation(R)特約店およびPlayStation(R)Storeで発売される。

　『ワンダと巨像』は、2005年に「PlayStation(R)2」で発売され、「Game Developers Choice Award2006 ゲームオブザイヤー」「日本ゲーム大賞2006 優秀賞」をはじめ、数々の賞を受賞したプレイステーション史上屈指の名作として語り継がれるアクションアドベンチャーゲーム。2005年の発売後、2011年に「PlayStation(R)3」でのHDリマスター版を経て、今回、最新技術を用いて完全リメイク。PS4(R)で蘇る。

　PS4(R)向けに、3Dモデルや光源処理を一から再制作することで、美麗なグラフィックに進化した。「PlayStation(R) 4 Pro」での美麗な4K HDR描写にも最適化されており、最新、最高のグラフィックでプレイが可能だ。

　最新技術を用いて改良した一方で、ストーリー、楽曲（一部の楽曲は再収録）、独創的なゲーム性は、オリジナルの作品性を完全に踏襲しており、シリーズファンも、初めてプレイする人も楽しむことができる。

　本作の特徴は「巨像に這い上がり、弱点を暴き、渾身の一撃でとどめを刺す」ゲーム性。ワンダが挑む16体の巨像は、それぞれ特徴的な見た目や動きになっており、巨像に這い上がるための攻略方法が、それぞれ違う。巨像を倒すために試行錯誤することの楽しさを味える作品だ。

＜ストーリー＞

　望めば使者の魂を取り戻せると伝え聞く世界で、プレイヤーは青年「ワンダ」となり、亡き少女の魂を取り戻すべく、足を踏み入れることを固く禁じられた禁忌の地「古えの地」へと向かう。

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　祭壇に少女の亡骸をそっと横たえたワンダに、天からの声が「この地に棲む16体の巨像を倒すことで、願いをかなえる」と告げる。

　天からの声の主は何者なのか。巨像とは何なのか。

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　「ワンダ」は、愛馬のアグロにまたがり、広大な大地を駆け巡り、たった1人で「古えの地」の各所に散らばる16体の巨大な敵を探し、挑む。たとえその行いが、ワンダの身に恐ろしい結末を招くものだとしても、少女の魂を取り戻すため、知恵と勇気で立ち向かう。本作のキャッチコピー「最後の一撃は、せつない。」の言葉通り、胸が締め付けられる悲痛な旅路がプレイヤーを待っている。

■圧巻のグラフィックで、往年の名作が美しく蘇る

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　PS4(R)版は、もともとのPS2(R)版のグラフィックを向上させたHDリマスターではなく、すべて作り直したフルリメイク版。2011年に発売されたPS3(R)でのHDリマスター版同様、今回も高い技術力に定評のあるBluepoint Gamesが担当した。草木の一本一本、木漏れ日の光のゆらぎ、広大で美しい世界の景観、圧倒的な存在感の巨像など、全てをPS4(R)向けに一から再制作している。

　PS4(R) Proでの美麗な4K HDR描写にも対応しており、目に映るすべてがそこで生きているかのように力強くより美しくなった世界で、神話の一部を追体験しているような感覚で楽しむことが可能。PS2(R)版、PS3(R)版、PS4(R)版のグラフィックの違いは、YouTubeに公開された比較トレーラーでも確認できる。

＜ワンダと巨像　画質比較トレーラー＞

■リメイクしたからこそ実現できた新操作・新モードの実装

　本作は、リマスターではなく、全てリメイクしているため、キーアサインやカメラワークなどは、昨今のトレンドに合わせて改良している。例えば、ボタン配置は一般的なアクションゲームでの配置に似て親しみやすく、方向キー左右での装備変更から素手選択が独立しており、剣と弓矢の切り替えも手早く行なえるようになっている。

■渾身の一撃で巨像を攻略できた時の達成感

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　ワンダが挑む16体の巨像は、それぞれ弱点を持っている。巨像を分析して、どのように弱点までたどり着くかといった、試行錯誤する楽しみが本作の醍醐味。例えば、空を飛ぶ形の巨像では、弓を射って巨像を近くに呼び寄せたタイミングで、巨像につかまり弱点を探して攻撃する。「巨像に這い上がり、弱点を暴き、そして渾身の一撃でとどめを刺す」ゲーム性は、本作ならではの特徴でもある。

　発売は2月8日、価格はパッケージ版とダウンロード版（通常版）ともに5292円（税込）、ダウンロード限定版は6372円（税込）となっている。