明治150年、政府「推進」に野田聖子氏は「決別を」 東大教授「簡単に決別していい歴史ではない」 2018/01/16 09:10 拡大する ※内閣官房HPより 日本政府は今年、「明治150年」に関連して様々な記念事業を計画している。これに対して、安倍政権の一員である野田聖子総務大臣は15日、金沢市で行われた講演で「明治維新のことをなぞっても次の日本は描けない。私たちはここで決別していかなければならない。『あの時はよかった』『明治維新をもう一度』というわけにはこの国はいかない」と疑問を投げかけた。 野田大臣は「明治は強い一握りの人が国を支えた時代」と指摘。急速に高齢化が進み、価値観や人口構成が全く異なるこれからの時代には合わないとして「強い人を強くするのではなく、弱者をなくす時代をつくるべき」と主張した。 続きを読む