母の故郷・フィリピンのバナナパワーで、狙うは大関だ。4場所連続の関脇としては初場所でも活躍する御嶽海(出羽海)は、日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた。180センチ164キロのどっしりとした体格で、得意の突き・押しを繰り出し、度々横綱・大関陣から白星を挙げている。そんな御嶽海の好物は「バナナです」。アスリートの栄養補給としても有名な果物が、フィジカルアスリートが揃う大相撲の世界で、御嶽海の体を支えている。