コードネームは「GAD」。何かと話題の相撲界において、このアルファベット3文字が、再び注目を浴び始めている。このGADは、大関・豪栄道(境川)のアルファベット表記「GOU A DOU」の頭文字を取ったもの。土俵上に豪栄道が登場すると、ネット上ではGADの3文字で声援が飛び始める。
 スポーツを応援するネットのファンの応援には実に様々なパターンがある。選手の名前の語呂合わせで数字にしてみたり、選手の好きなものにちなんで絵文字を載せてみたり。アルファベットに表記して頭文字を取るというのも、その中の1つだ。古くからラジオ、テレビで中継されてきた大相撲だが、近年ではネットでも中継されることが増えた。豪栄道本人は「日本の伝統的な文化も継承されているので、取組だけじゃなくていろんなもの、たとえば行司さんとか、呼出さんとか、そういうところも見てもらいたいですね」と語った。