2017年のRTDリーグでは、洗礼を浴びる形となった内川幸太郎。その苦い経験を活かし、自身が所属する日本プロ麻雀連盟では、悲願の鳳凰位を獲得するべく、最高峰タイトルの鳳凰位決定戦に進出。そして昨年のリベンジを果たすべくRTDリーグに臨む。
「正直、今期出場できるとは思っていなかったんです」内川は素直に心情を吐露した。昨年はWHITEで最下位だっため「とくに実績もないので、入れ替え候補の一番手」だと思い込んでいた。出場オファーの要因は「鳳凰位決定戦に行けたこと」と受けとめている。だからといってマイナス思考ではない。初出場時の単なる緊張感とは異なる「またここでやれる」という心地よい緊張感を抱いている。それはRTDリーグで戦えることに、感謝と畏怖があるからだ。