将棋の中学生棋士・藤井聡太四段が1月25日、王座戦一次予選で村田智弘六段との対局に勝利し、二次予選進出を決めた。2017年度の勝利数を「50」とし、対局数・勝数・勝率・連勝の「部門四冠」をキープした。
 藤井四段は、2017年度の成績で61局、50勝、勝率0.820、29連勝(年度またぎ)の4部門ですべてトップ。3月末まで4部門を独占し続ければ「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が記録した以来、史上2人目の偉業となる。なお年度の最多記録は89局、68勝をいずれも羽生竜王、勝率0.8545は中原誠十六世名人が記録を持っている。