1月28日に開催された新日本プロレスの北海道・北海きたえーる大会で大波乱が起こった。それは、メインイベントのIWGP・USヘビー級選手権試合で王者・ケニー・オメガが、ジェイ・ホワイトの挑戦を受けた一戦で起きた。
1.4東京ドーム大会で、クリス・ジェリコの挑戦を退けたケニーと、棚橋弘至に敗れ、IWGPインターコンチネンタル王座奪取を逃したジェイの一戦とあって、戦前の下馬評は挑戦者の圧倒的不利だった。
ケニーは自身の率いるユニット「BULLET CLUB」入りを拒否し、オカダ・カズチカらの「CHAOS」に加入したジェイに、制裁を加えるかのような厳しい攻めで追い込んだが、終盤にフィニッシャーの片翼の天使をジェイの必殺技・ブレードランナーで切り替えされ、まさかの敗戦。この結果に場内のファンからは大きなどよめきが起こった。