日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」を決める鳳凰位決定戦の最終日が2月4日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、現鳳凰位の前原雄大が連覇を達成、最多タイとなる4度目の鳳凰位に輝いた。
前原は3日目を終え、2位のHIRO柴田に12.8ポイント差をつけて首位だったが、14回戦に自らトップを取りつつ柴田をラスに沈め、一気に優位に。最終16回戦を前に47.7ポイント差までリードを広げると、落ち着いた様子で粘る柴田を振り切った。「最後まで自分らしく打ち切ろうと強い気持ちで戦いました。応援してくれたみなさんに本当に感謝します」と語っていた。
【試合結果】
1位 前原雄大
2位 HIRO柴田
3位 瀬戸熊直樹
4位 内川幸太郎
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から