2月17日に行われる朝日杯将棋オープン戦の準決勝、羽生善治竜王(47)と藤井聡太五段(15)の公式戦初対局に、日増しに注目が集まっている。過去、非公式戦ながら1勝1敗の2人が公式戦、しかも棋戦の準決勝という舞台でどんな戦いを見せるのか。昨年の「藤井フィーバー」を受けてか、日本中の関心事になっている。今回の対局は、持ち時間40分、切れたら1分以内に指すという「早指し戦」。藤井五段とは非公式戦、羽生竜王とは棋聖のタイトル戦で戦った斎藤慎太郎七段(24)は「決断力が問われますね」と語った。対局時間にして2時間足らずのスピード戦は、どちらに有利になのか。