1月21日に開催されたアメリカの総合格闘技団体「ベラトール」ヘビー級トーナメント1回戦、第1試合、チェール・ソネン対クイントン・ランペイジ・ジャクソン。3ラウンド判定となった試合は、下馬評で不利といわれていたチェール・ソネンが判定で勝利した。
「一発当たれば倒れる」と言われるヘビー級のファイトにミドル~ライトの選手であるソネンが、15~20キロ上回るランペイジに挑みテイクダウンで完封。1ラウンドのスピードを活かした打撃数でも勝る番狂わせは、大味になりがちなヘビー級トーナメントを戦術で勝ち抜くという一つのヒントとなる試合だった。