将棋の中学生棋士・藤井聡太五段(15)が2月17日、第11回朝日杯将棋オープン戦で優勝、将棋界初となる中学生による棋戦優勝と六段昇段、2つの快挙を達成した。対局後、会見に臨むと「(朝日杯に)初参加で優勝は望外の結果」と笑顔で語った。
 これまでの棋戦優勝、六段昇段の最年少記録はいずれも初の中学生棋士となった加藤一二三九段(78)が保持。棋戦優勝(15歳10カ月)、六段昇段(16歳3カ月)だったが、藤井五段はいずれも15歳6カ月で更新した。