最高裁が一部開示を命じる初めての判決!謎に包まれてきた「機密費」って一体何? 2018/02/18 22:00 拡大する 「機密費というのは、公開できないから機密費なんです」(2001年の党首討論での、小泉純一郎総理の発言)。 「具体の執行状況についてですので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います」(2011年、枝野官房長官) 「内閣官房報償費」、いわゆる"機密費"。官房長官の裁量で自由に使える予算のことで、1940年代に導入された。その額は毎年14億円あまりに上り、このうち2億円は内閣情報調査室に充てられている。その性質ゆえ、歴代内閣は関連文書の公開を拒んできたが、使い道のチェックができないために、目的外流用がされているのではないかとの指摘もあった。 続きを読む