麻雀プロ団体の1つ、日本プロ麻雀協会のタイトル「雀竜」を決める、雀竜位決定戦の3日目が2月18日に麻雀スリアロチャンネル(FRESH!ほか)で放送され、1日目から首位を快走していた江崎文郎が逃げ切りで、連覇を果たした。
江崎は1日目、2日目とポイントを積み上げ、2日目終了時までにプラスポイントを独占する1人勝ち状態で、2位に約150ポイント差をつけていた。最終日の1回戦(通算11回戦)で2位の斎藤俊に大きなトップを許し「正直、かなり焦りました」と語ったが、その後はトップこそなかったものの、3戦連続2着。斎藤を沈めることにも成功すると、最終5回戦(通算15回戦)前には2位の坪川義昭に218.6ポイント差をつけ、危なげなくゴールテープを切った。
連覇達成の快挙に「ここからまた新たなスタートだと思い、さらに上を目指して頑張っていきます」と、3連覇への意欲を見せていた。
【最終成績】
1位 江崎文郎+135.0
2位 斎藤俊▲2.2
3位 坪川義昭▲27.7
4位 ヨンス▲108.1
◆雀竜 日本プロ麻雀協会のタイトル。1年間かけて競われるランキング制のタイトル戦。C級予選から始まり、B級、A級と進んでいき(前年度雀竜位戦の成績によりスタートする級が決定)、A級終了時上位3人が決定戦に進出。前年度雀竜位を交え決定戦が行われる。決定戦は3日間、全15半荘のトータルで優勝を争う。ルールは日本プロ麻雀協会公式ルール。
◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(C)麻雀スリアロチャンネル ※画像はFRESH!から