イバンカ補佐官を送ったアメリカ、韓国に“因縁の男”を送った北朝鮮、両国の思惑は? 2018/02/27 22:00 拡大する オリンピック後の米朝関係に焦点が移った朝鮮半島情勢。平昌五輪の閉会式に出席するため韓国を訪問したイバンカ大統領補佐官は文在寅大統領との会談後、「朝鮮半島の非核化を実現するために最大限の圧力をかけることを改めて確認した」と述べ、韓国との連携による北朝鮮への圧力強化を強調した。 開会式で金与正氏と同席したペンス副大統領は22日、「金正恩の妹は地球上で最も過激で抑圧的な政権を中枢で支えている」とアメリカ保守派のイベント「CPAC(保守政治活動会議)」で述べ、斬って捨てた。同じ集会でトランプ大統領は「北朝鮮に対し、これまでで最も重い制裁を科した」と述べ、北朝鮮への燃料遮断を狙い、27の企業や28隻の船舶などを対象に取引を制限する独自制裁を発表。トランプ大統領は「これ(最大級の制裁)がうまくいけば、建設的な何かが起こるかもしれない」と述べている。 続きを読む