“ひふみん”こと将棋の加藤一二三九段(78)が自身のTwitterを更新し、3月1日の対局で13連勝を飾り、七段昇段が近づいた中学生棋士・藤井聡太六段(15)について「もはや負ける気がしない」と絶賛した。
藤井六段はこの日、竜王戦5組ランキング戦で阿部隆八段(50)と対局。127手で勝利し、連勝を「13」に伸ばすとともに、同組の準々決勝に進出。七段の昇段条件となる「六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級または通算3回優勝」のクリアに、あと2勝と近づいた(四段時に6組から5組に昇級でも、連続昇級に含まれる)。
13連勝の間には2月1日に順位戦C級2組を“一期抜け”しC級1組昇級を決め五段に昇段。2月17日には羽生善治竜王(47)、広瀬章人八段(31)を破って、朝日杯将棋オープン戦で中学生初の棋戦優勝を達成、同時に六段に昇段するなど、29連勝時を上回る内容だ。
この様子に加藤九段は、「藤井聡太七段昇段祝福コメントをひふみん用意する日も近い予感。」と投稿。さらに「藤井聡太さんもはや負ける気がしない。この快進撃はもう誰にも止められない。」と続けた。加藤九段は2016年12月24日に、藤井聡太六段のデビュー戦の相手を務めている。
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