将棋の王将戦七番勝負第5局が3月6、7日に島根県大田市のさんべ荘で行われ、豊島将之八段が久保利明王将に勝利し、対戦成績を2勝3敗とした。第4局までに3敗を喫し追い詰められていた豊島八段だったが、この日は快勝。初タイトルに望みをつないだ。
 2人は順位戦A級のプレーオフで3月4日に対戦したばかりで、この時も豊島八段が勝利していた。第6局は3月14、15日に長野県松本市の松本ホテル花月で行われる。

(写真提供:日本将棋連盟)