将棋の順位戦B級1組の最終戦(11回戦)が3月9日に一斉に行われ、橋本崇載八段がA級復帰をかけて、郷田真隆九段と対局中だ。
 B級1組は、将棋界で「鬼の棲家」とも呼ばれるほどハイレベルで激しい戦いが繰り広げられることで知られている。昨年、羽生善治竜王に棋聖戦五番勝負で挑戦した斎藤慎太郎七段、王位戦七番勝負でタイトルを奪った菅井竜也王位、竜王戦挑戦者決定三番勝負で戦った松尾歩八段といった実力者たちが下位に沈んでいることからも、そのレベルの高さがわかる。