9日に放送されたAbemaTVの『芸能義塾大学』では「ゲストに呼ばれるための陰の努力」がFUJIWARA(原西孝幸・藤本敏史)によって明かされた。生徒役は日比美思、小倉優香、山地まり、Niki菊地亜美の5人。

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 FUJIWARAは今年で芸歴28年で、仕事の9割がゲスト出演番組という、人呼んで「バラエティ界の名バイプレーヤー」だ。原西は「なんでゲストばっかりなんやろ、と最初は不安でした。特番に呼ばれて、それが好調だとレギュラー番組になるのですが、(レギュラー化されると)そこで外されるんですよ!」とこれまでの状況を説明。

 藤本は「悔しさをバネに頑張る」としたうえで、「レギュラーがないメリットもあるんですよね。ゲストだと色々な旬のタレントと絡めるし、(色々な番組に出ることで)老若男女に知ってもらえ、知名度が上がります。苦手と得意ジャンルも分かってきますので自分の得意なところを伸ばして、不得意なところは捨てるようになります。(大喜利番組の)『IPPONグランプリ』とかきたら断りますもん(笑)。大喜利はあまり得意ではないですからね」

 そんなFUJIWARAが明かすコツは「カメラが回ってない時に笑いを取るとスタッフ&共演者の印象が上がりまた呼んでもらえる!」というものだ。たとえばクイズ番組に出た際、MCが南海キャンディーズ・山里亮太で、藤本が出演者だった。カメラが回っていない中、何も問題を言ってないのにいきなり回答ボタンを押し、「カラオケのリモコン!」と答えたら山里は「日馬富士が……とか、そんな問題出ないですから!」みたいな展開になり、これがウケたのだとか。この様子は菊地亜美も見ていた。

「特番とかになると長くて正直重くなるんで、こういう時に笑い取るとリフレッシュになります。また、総合演出の人とかが後ろで見ていて、そこが笑っていると『よし!』となります。あとはベテランMCとかも笑っていたらいいですね。カメラ回ってないところで頑張るってのは次につながらないと思うものですが、実は繋がるのです」(藤本)

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 しかし、ここで菊地は他の出演者に対し、藤本について注意すべき点も助言した。VTRを見ている時などに「かわいいー」と言っていると藤本が「ほんまにかわいいと思ってる?」と小さい声でツッコミを入れてくるのだ。さらに、クイズ番組で1回も正解を出せなかったら「菊地、今日なんかやった?」と傷に塩を塗るようなことを言ってくることもあるのだという。

 そんな面はありつつも、「カメラが回っていないところで何かをやる」ことは重要で、『オールスター感謝祭』(TBS系)の「赤坂5丁目ミニマラソン」の企画ではスタジオが中間点なのだが、ヘトヘトになっている狩野英孝に対して、「ラーメンつけ麺」と藤本は声を掛ける。狩野はヘトヘトになりながらも「僕イケメン」とボケてくれるのだという。同様に小島よしおにも声をかけたら小島は「そんなの関係ねぇ!」のポーズをしたりする。

「ドラマの番宣で来ている人たちも笑ってくれています。そういうところをスタッフが見てくれているのでしょうね」(藤本)

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 なお、Nikiが「女性の場合どうすればいいのですか?」と質問したところ、ボケた人がいる時に「わー」っと笑い、楽しんでいる感じが出ればいいと助言した。

(C)AbemaTV

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