「片せないものがあるからこそ」2度の悲劇経て進む女将・菅野一代さん、“被災地移住女子”が支えに 2018/03/10 07:06 拡大する 人口およそ6000人の港町・宮城県気仙沼市唐桑町。2011年3月11日に起こった東日本大震災は、海を生業にしてきたこの町を容赦なく襲い102名もの人が犠牲になった。 震災直後、この唐桑町にボランティアとして駆けつけたのが根岸えまさん(25)。3年前に都内企業の内定を断って移住し、唐桑を盛り上げるために日々働いている。後継者不足に悩む漁師の仕事を地元の中高生に知ってもらおうと漁体験をさせたり、市からの委託を受けて移住者の支援を積極的に行ったりするなど、唐桑の魅力を全国に発信し続けている。 続きを読む