元大関の増位山が、現役当時に張り手を食らって起こした脳震盪の影響で、一時的な記憶喪失となり、自身が結婚することを忘れた逸話を明かした。
 現在、歌手としても活動している増位山は3月11日、AbemaTVで中継された大阪場所の解説として登場。放送中に、張り手の威力について説明すると、現役時代に「張り手で倒れたことを倒したこともある。(倒れて)記憶が喪失みたいになっちゃって」と紹介した。「(場所後に)結婚を控えていたんだけど、誰と結婚するか忘れちゃった。『あ、おれ結婚するのかと』思った」と苦笑い。「それから2、3日で戻った。でも今度は、記憶がなかった間の記憶なくて。技能賞のインタビューのことを覚えていないんですよ」と、懐かしんでいた。