<大相撲大阪場所>◇七日目◇3月17日◇エディオンアリーナ大阪
十両の炎鵬(宮城野)が体重差84キロの十両・矢後(尾車)を豪快な下手投げで下し、2勝目を挙げた。
身長169cm、体重91.1キロの小兵力士・炎鵬が、大相撲の醍醐味の一つともいえる「小よく大を制す」を体現。左からの豪快な下手投げで、身長186cm、体重175.3キロの矢後を土俵にたたきつけた。
この日AbemaTVで解説を務めていた沖縄出身の元力士・若ノ城は、「体格を生かして下から攻められるのは本当にやりづらい。嫌なものです」と、小兵力士の下手投げに屈した矢後の気持ちを代弁した。
同じくゲスト出演をしたタレントで陸上十種競技元日本チャンピオンの武井壮は、「以前横綱・白鵬関に相撲の技に関するお話を聞く機会があり、確かな理論に感銘を受けた。炎鵬はおそらく、そういったものを受け継いでいるはず。今後も楽しみです」と語った。
AbemaTVでは、大相撲大阪場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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