<大相撲大阪場所>◇七日目◇3月17日◇エディオンアリーナ大阪
一人横綱の鶴竜(井筒)が、前頭三枚目・貴景勝(貴乃花)を押し出して全勝を守った。
 鶴竜は立ち合いから貴景勝の厳しい突き上げに苦しむも、耐えて交わして、押し出し。一時は鶴竜の「左足つま先が土俵を割っていたか否か」に関して物言いがついたが、軍配通り、鶴竜の勝ちで勝負は決した。軍配通り、鶴竜の勝ちで勝負は決した。
 AbemaTVで解説を務めていた沖縄出身の元力士・若ノ城は、「鶴竜は相撲が上手い。特に前さばきが良く、安心して見ていられる。今日は物言いがついたが、優勝するためには、場所中、このような『薄氷の勝利』を積み上げていかなければならない」と、賜杯までの道のりの険しさを説明した。