第43期棋王戦五番勝負の第4局が3月20日、東京都千代田区の都市センターホテルで行われ、永瀬拓矢七段(25)が渡辺明棋王(33)に勝利、対戦成績を2勝2敗のタイとし、タイトルは最終第5局までもつれ込むこととなった。
 棋王のタイトルは渡辺棋王が2012年から5期連続防衛中だが、この日は2017年度の成績で対局数、勝数、勝率、連勝の各部門でトップクラスの成績を収めている永瀬七段が、終盤のせめぎ合いを制した。