将棋の中学生棋士・藤井聡太六段(15)が3月22日、王座戦二次予選で糸谷哲郎八段と対局中だ。藤井六段は現在、公式戦15連勝中。来期、A級への昇級が決まっている強豪相手に、どんな将棋を見せるか注目だ。
最年少の棋戦優勝や対局数、勝数、勝率、連勝数の4部門独占、順位戦C級2組初参加での全勝昇級と記録づくしだった藤井六段だが、竜王のタイトル経験を持つ実力者・糸谷八段とは初対決。糸谷八段は、順位戦で藤井六段が戦ったC級2組より3ランク上のB級1組でトップの成績を収め、来期から最上位のA級で戦うことが決まっている。現・元タイトルホルダーが多数いることから「鬼の棲家」とも称させるB級1組を勝ち抜いただけに、公式戦15連勝中の藤井六段といえども、かなりの強敵と言える。
早指し戦では羽生善治竜王、佐藤天彦名人を倒した藤井六段が、持ち時間各5時間でどんな戦いを見せるか。AbemaTVではこの対局を終了まで生中継する。
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