将棋の中学生棋士・藤井聡太六段(15)が3月28日、王将戦一次次予選で井上慶太九段(54)と対局中だ。4月から高校に進学する藤井六段にとっては、中学生最後の対局。公式戦の連勝を「17」に伸ばせるかも注目だ。
藤井六段の2017年度の成績は、前日までに72局で61勝11敗、勝率0.847、年度をまたいだ29連勝と合わせ、4部門独占を決めている。また、この対局に勝つと、勝数では歴代4位、勝率では歴代3位にランクインする。
2018年に入ってからは、年始に大橋貴洸四段に敗れてから、その後は16連勝中。羽生善治竜王、佐藤天彦名人、元竜王の糸谷哲郎八段ら棋界トップクラスの実力者を破っており、29連勝以上の内容との声も挙がっている。
2人の対戦は初。持ち時間は各3時間。
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