将棋の中学生棋士・藤井聡太六段(15)が3月28日、王将戦一次予選で井上慶太九段(54)との対局に敗れ、中学生最後の対局を飾れなかった。公式戦の連勝は「16」でストップした。藤井六段が50代以上の棋士に敗れたのは、デビュー以来、今回が初。
2017年度の対局も今回で最後となった藤井六段は、同年度の各部門成績で他の棋士を圧倒。全棋士トップの73局、61勝(12敗)、勝率0.8456、29連勝(年度またぎ)で、史上最多の29連勝を筆頭に勝数、勝率では歴代4位タイにランクインした。各部門の歴代記録は以下のとおり。