日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第1節A卓が4月3日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、客野直が快勝で開幕戦を飾った。
鳳凰位の経験がある前田、元A1リーガーのダンプら実力者がそろった卓で、客野は1回戦を3着で終えると、2回戦からは一気に3連勝。開幕戦から+58.7の大量ポイントで絶好のスタートとなった。「良いスタートが切れましたが、気を抜くことなく次節に臨みたいです」と、長いリーグ戦だけに快勝にも気を引き締めていた。
【試合結果】
1位 客野直+58.7
2位 前田直哉+10.3
3位 麓征生▲10.0
4位 ダンプ大橋▲59.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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