将棋の羽生善治竜王(47)が4月11日から始まる名人戦七番勝負第1局の前夜祭に4月10日に出席し、「自然体で臨みたい」と通算10期目の名人と、通算タイトル100期がかかる七番勝負について語った。
 羽生竜王は2016年に名人として、当時の佐藤八段の挑戦を受けたが第1局に勝利したものの、そこから4連敗でタイトルを手放した。2017年度は王位、王座も失ったが棋聖を防衛すると、年末には竜王を奪取し「永世七冠」に。順位戦では史上最多6人のプレーオフに4回戦から出場、豊島八段、稲葉八段を破り挑戦権を得た。