テレビ、PC、スマホの“同時視聴”は当たり前? 変わる映像メディアの視聴スタイル 2018/04/14 02:00 拡大する テレビ放送が始まって半世紀あまり。"一家に一台"で家族団らんの中心だったテレビはいつしか"一部屋に一台"になり、さらにはPCやスマホの普及にともなう視聴スタイルの変化の波に飲まれている。 15歳から69歳の男女を対象にした調査によると、2006年にはテレビでメディアを視聴しているという人は51.3%と半数を占めたが、昨年には39.0%と激減。その一方、モバイル端末(スマホ・タブレット)で視聴すると答えた人は、3.3%から30.5%と約10倍に伸びている(博報堂DY メディアパートナーズメディア環境研究所「メディア定点調査2017」より)。とくに10~20代は情報に接触している時間の多くがタブレットやスマホとなっており、テレビ受像機で、リアルタイムに視聴しているという人が少なくなっている。それと相関するように、「好きな情報やコンテンツは、好きな時に見たい」と答えた人は10~20代、そして30代でも過半数を超えている結果となっている。 続きを読む