4月13日に行われた横浜DeNA対中日1回戦の試合後、「ナイスゲーム」と報道陣の前に笑顔で姿を現したラミレス監督は、3回と7回の2度に渡り同点に追いつくタイムリーを放ち、今季12試合目にして初の打点、初のお立ち台に上がった大和を称賛した。
「大和がスイッチを止め、自ら右打者に専念すると下した決断が、今シーズン終了後に『非常に大きかった』と言えることになるだろう。実際これまで、右打者として素晴らしいバッティングをしているし、何より、性格が明るくなった。チームにもいい影響を与えてくれている」とユーモアを交え、大和の活躍を称えた。
また今シーズンの課題の一つに挙げている「スモールベースボール」に関して話が及ぶと、「キャンプから一貫して取り組んできたことが、実戦で使えている。今年のDeNAは“ひと味違う”と相手チームも感じているのでは」と、6連勝を飾ったチームの状態に対する手応えを口にした。
その一方、「これで首位ですね」という問い掛けに対しては「Still early」と一蹴。表情を引き締め直すと、「まだシーズンは始まったばかり。今日の試合の序盤、中日はとてもいい野球をしていた。改めて『何一つ、甘く見てはならない』と感じた」と、対戦相手に敬意を払うことも忘れなかった。
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