4月13日に行われた横浜DeNA対中日1回戦、開幕直前に先発から中継ぎへ転向した井納が1点リードの9回、5連投中の守護神・山崎康晃に代わってマウンドに上がり、プロ初セーブを挙げた。
井納は試合後、「ヤスの6連投はないかな、とは思っていた。8回にパットンが行った時点で(自分の出番は)『あるな』と思った」と、緊迫した終盤での心境を振り返った。
その一方、先発で数々の修羅場を経験してきた右腕は「8回も9回も一緒だと思っている。それよりも、ここ3試合連続で点を取られていたので、しっかり締めたいと思っていた」と、自分の仕事、チームの勝利に集中していた。唯一、“ヒヤリ”とした代打・亀澤の放ったサードへの鋭い当たりについては「抜けたら長打になるところだったので、3アウト目よりも、あのアウト1つが嬉しかった」と冷静に話した。