![“ヤスを休ませる”プロ初セーブ 横浜DeNA井納「いい意味で期待を裏切れた」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/e/0/724w/img_e008dd17a1fa07099ea715f930752bed478432.jpg)
4月13日に行われた横浜DeNA対中日1回戦、開幕直前に先発から中継ぎへ転向した井納が1点リードの9回、5連投中の守護神・山崎康晃に代わってマウンドに上がり、プロ初セーブを挙げた。
井納は試合後、「ヤスの6連投はないかな、とは思っていた。8回にパットンが行った時点で(自分の出番は)『あるな』と思った」と、緊迫した終盤での心境を振り返った。
その一方、先発で数々の修羅場を経験してきた右腕は「8回も9回も一緒だと思っている。それよりも、ここ3試合連続で点を取られていたので、しっかり締めたいと思っていた」と、自分の仕事、チームの勝利に集中していた。唯一、“ヒヤリ”とした代打・亀澤の放ったサードへの鋭い当たりについては「抜けたら長打になるところだったので、3アウト目よりも、あのアウト1つが嬉しかった」と冷静に話した。
井納の9回起用について「試合前から決めていた」と話した横浜DeNA・ラミレス監督だが、タオルを手に持ち“ヤスアキジャンプ”の準備をしていたファンも多いはず。そのことに関して井納本人は「ファンのみなさんはヤスだと思っていたかもしれませんけど(笑)……いい意味で期待を裏切ることができたかな」と、プロ初セーブに思わず笑みがこぼれた。
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