「3月は東北、4月は熊本について、いっぱい喋る時期にしよう」ウーマン村本が見た気仙沼 2018/04/17 23:00 拡大する 今月3日、独演会のために宮城県を訪れたウーマンラッシュアワーの村本大輔。東日本大震災から7年が経った気仙沼の街を歩いた。 造船所のタンクから流れ出た重油、海底のヘドロと共に湾に押し寄せた津波は、一瞬で気仙沼の街を飲み込んだ。さらに津波に混ざった油などの影響で火災が発生、一面焼け野原となり、壊滅的な被害を受けた。街の中心に位置する地域では、今も土地のかさ上げ工事が行われている。 震災の"語り部"として活動しながら、大正8年創業の「すがとよ酒店」を切り盛りする菅原文子さん(68)は『負げねぇぞ気仙沼』という特別なお酒を販売している。「私が書いたラベル。震災で色々あったけど、何とか這い上がりたいと思って書いた」。菅原さんがこの地酒を販売し始めたのは、震災からわずか2か月後のことだった。力強いラベルは話題を呼び、復興のシンボルとなった。 続きを読む