麻雀RTDリーグ2018のWHITE DIVISION 25・26回戦が、4月23日に放送される。予選12戦を終え、首位と最下位とは500ポイント以上の差がついた。準決勝進出は両DIVISIONとも上位4人となるため、各選手の戦術と心理に変化が現れはじめている。

 RTDリーグ 2017覇者・平賀聡彦(最高位戦)は現在7位。「ついにネクタイの力を借りる時が来た。もううかうかしてはいられない」と昨年の決勝でも身につけていた黄色のネクタイとグレーのストライプが入った黒いシャツを身につけて対局に臨む。

 ここまでリーチ回数は46回と両DIVISION最多の平賀だが、リーチ成功率となると39.13%とWHITEではワースト(1位は鈴木たろうで63.64%)。「自分のスタイルはリーチをかけてツモる。しかしリーチをかけるけれどもなかなかアガリ切れないことが多い」と振り返るが「『RTD』なんでリーチ・ツモ・ドラ1を目指すんですが、僕は一発ツモがめちゃくちゃ好きなんで『RIT』でリーチ・一発・ツモを流行らせたい」とタレントDAIGO顔負けの略語で笑い飛ばす。「リーチ・一発・ツモできる日は自分が乗っている日」と自身のバロメーターにしているだけに、平賀のリーチが成就するか否か。【福山純生(雀聖アワー)】

【WHITE DIVISION 23・24回戦終了時点での順位】

1位 佐々木寿人(連盟)+313.8

2位 鈴木たろう(協会)+205.7

3位 和久津晶(連盟)▲10.0

4位 勝又健志(連盟)▲29.2

5位 石橋伸洋(最高位戦)▲58.8

6位 鈴木達也(協会)▲74.5

7位 平賀聡彦(最高位戦)▲133.6

8位 猿川真寿(連盟)▲213.4

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。

(C)AbemaTV

▶ RTDリーグ 2018 WHITE DIVISION 25・26回戦

【最新放送】RTDリーグ 2018 WHITE DIVISION 25・26回戦 | AbemaTV(アベマTV)
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出演者は、石橋伸洋、平賀聡彦、鈴木たろう、鈴木達…です。