とある日の横浜スタジアム。試合を前にした一塁側のベンチに人だかりができていた。中心には横浜DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)と担当通訳が座り、20分ほど談笑していた。プロ野球の監督が、いわゆる“囲み”取材で担当記者と話すこと自体は珍しくないが、その数がとにかく多い。数えてみるとちょうど40人で、テレビカメラ4台がその様子を押さえていた。連日、ハマスタが超満員になるほどの人気で知られる横浜DeNAだが、試合前のベンチもそれに負けじと満員状態だ。