新たなメジャーリーガー候補が見つかった!? 元ロサンゼルスドジャース日本担当で、現アリゾナダイヤモンドバックス顧問を務める元スカウトの小島圭市氏(49)と、元プロ野球選手の門倉健氏(44)が、明大・森下暢仁(まさと)投手(3年)を大絶賛した。2人とも「(将来性が)抜けている」と声をそろえ、さらに小島氏は「下手したらメジャーの人が取りに来ますよ」と、3年生ながら最大級の評価を出した。

2人は4月23日、AbemaTVの東京六大学野球 2018春季リーグ戦の中継に解説で登場。六大学の各選手について「どこよりも早い!?ドラフト会議」というテーマに沿って、1人ずつ指名したい選手の名前を挙げていった。2位指名で、立大の2年生4番・三井で“競合”すると、1位指名でも2人は「明治大学の森下君です」と、同じ名前を口にした。
驚くべきは、2人の評価がいずれも“特A”クラスに高いことだ。小島氏は「1年生の時から見ているんですが、(3年生の)現時点でも六大学で将来性はNo.1。プロに行っても、けがさえしなければそこそこ勝ちます。体の線が細いですが、素晴らしいピッチャーです。揺るぎない1位(指名)です」と、興奮気味に話した。また門倉氏も「(将来性が)抜けてますね。ふわふわした感じでマウンドに上がった後に先頭バッターにホームランを打たれたんですよ。その後気持ちがグッと入ったら、ボールがガラッと変わった。体を仕上げたら150(キロ)中盤ぐらいまで投げられますよ」と、2日前に初めて見たという森下に一目惚れしたという。
打撃センスにも定評がある森下だが、小島氏は「プロ野球では先発としてしか考えられない。プロで投げるには体力的にまだまだですが、大学4年になってガラッと変わるかもしれない。そうしたら(メジャーが)真剣に取りに行く可能性がある」と、メジャーリーガーの原石を見たとばかりに、終始熱く語っていた。
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