日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第2節A卓が4月23日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、HIRO柴田が+42.1の好成績で暫定ながらリーグ首位に躍り出た。
第1節をプラスで終えた4人が顔をそろえたA卓だったが1、2回戦と連続2着と粘っていた柴田が3回戦に爆発。6万点を超えるトップを取り快勝した。「首位になった事はうれしいですが、気を抜かずに1節1節大事に戦いたいです」と、先の長いリーグ戦だけに暫定首位にも浮かれた様子はなかった。
【試合結果】
1位 HIRO柴田 +42.1
2位 和久津晶 +17.0
3位 古川孝次 ▲5.4
4位 沢崎誠 ▲53.7
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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