将棋の最年少棋士・藤井聡太六段(15)が4月24日、第44期棋王戦予選で大石直嗣七段(28)に勝利し、4月の高校入学後3連勝を果たした。予選8組の決勝に進出し、渡辺明棋王(34)への挑戦権をかけた本戦トーナメント出場まで、あと1勝と迫った。
棋王のタイトルは、6期連続で渡辺棋王が防衛中。予選トーナメント通過者とシード者による本戦トーナメントは、ベスト4以上から「2敗失格制」という独自のシステムで行われ、敗者復活戦がある。挑戦者決定戦は変則2番勝負で、勝者組優勝者は1回勝てば挑戦権を獲得。敗者復活戦優勝者は2連勝が必要となる。
藤井六段は予選8組決勝で、安用寺孝功六段と中村亮介六段の勝者と対戦する。
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