日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第1節D卓が4月24日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、魚谷侑未が日本オープン、女流日本シリーズとタイトル2つを獲得した勢いをそのままに、同リーグの初戦でも卓内トップでスタートを切った。
魚谷は1、2回戦で大きなトップを取り卓上を支配すると、3、4回戦は手堅くまとめて+59.3.A2リーグの16人が第1節を終えた時点で、総合首位に立った。「今年は調子の良い1年になると思いますので、このままの勢いでA1昇級を目指したいです」と意気揚々だった。
【試合結果】
1位 魚谷侑未 +59.3
2位 石渡正志 ▲3.1
3位 刀川昌浩 ▲22.2
4位 藤原隆弘 ▲34.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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