日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第1節D卓が4月25日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、卓内トップの武石絵里から4位の吾妻さおりまで12.6ポイント差に収まる接戦で終了した。
1回戦トップを取ったのは吾妻だったが、続く2回戦ではラス。その後も大きく飛び出す者が出ない展開の中、4回戦でトップを取った武石が、そのまま勝ち頭となった。「小さいですがプラスで終えられたことは良かった。まずは上位8人のプレーオフに残ることを目標に頑張ります」と、今後を見据えていた。
【試合結果】
1位 武石絵里 +5.8
2位 松岡千晶 +2.3
3位 稲岡ミカ ▲1.3
4位 吾妻さおり ▲6.8
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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