国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2018」のファイナル(12月9日)進出へとつながる「女流プレミアトーナメント 新旧女王対決」が4月30日に都内で行われ、8人の女流プロが参加する中、渡辺洋香(最高位戦日本プロ麻雀協会)が優勝し、女流プレミアトーナメント決勝への進出を決めた。
予選A卓をトップで通過した渡辺は、決勝卓では序盤から小笠原にリードを許し、吾妻とともに追いかける展開に。南場の親番をいかし一時は2400点差まで詰め寄ったが、再びリードを広げられると、オーラスには小笠原まで9200点差で突入した。ここで渡辺はダブ南を鳴いて一色手に進むと、残りのツモ牌もわずかというところでホンイツ・ダブ南の8000点をツモアガリし大逆転。初代女流最高位の勝負強さを見せつけた。「やっと勝てました。夢みたいです。放送対局でずっと負け続けていたので。見られているところで勝つのは十何年ぶりです」と感無量だった。