日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第2節A卓が5月1日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、前田直哉が+47.8の卓内トップを取り、2節連続のプラスポイントで総合順位でも暫定3位に入った。
昨期A1リーグから降級し、1期での復帰を目指す前田は、第1節で手堅く+10.3を稼ぐと今節は好調。終始安定した門前高打点の麻雀でポイントを伸ばした。「序盤から相手が高打点で来てたので引き締めてかかった。少し良い結果が出たが、自分のスタイルを貫くことが大事だとおもうのでしっかりと打っていきたい」と、A1復帰への思いを強くしていた。
【試合結果】
1位 前田直哉 +47.8
2位 古橋崇志 +29.6
3位 二階堂亜樹 ▲25.3
4位 石渡正志 ▲52.1
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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