日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第1節E卓が5月2日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、清水香織が+62.4の好成績で卓内トップを取り、総合でも3位で好スタートを切った。
女流の中でも実績十分の清水は、1回戦から大爆発。東4局の親番で8本場まで連荘するなど、一時は8万点を超える大トップ。続く2回戦でもトップを取るなど、終始卓上を支配し続けた。「開幕戦は久しぶりに勝てました。この勢いで決定戦を目指します」と、長丁場のリーグ戦ながら早くも決定戦に照準を定めていた。
【試合結果】
1位 清水香織 +62.4
2位 二階堂瑠美 +13.9
3位 斉藤理絵 ▲18.2
4位 藤井すみれ ▲58.1
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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