6日に行われた対巨人8回戦、チームは18安打12得点の大勝で連敗を4で止めた。しかし、そんな結果にもかかわらず、野球解説者の齊藤明雄氏にはどうしても気になる点があったようだ。それは、横浜DeNAの捕手問題である。
 齊藤明雄氏といえば、横浜一筋17年で128勝133セーブを達成した球団のレジェンド。普段は温厚な齊藤氏が珍しく、やや語気を強める場面が見られたのは、7回の攻防だった。
 この日AbemaTVで解説を務めていた齊藤氏は、7回に3番手としてマウンドに上がった井納とキャッチャー・嶺井のやり取りに着目していた。6回に3失点で降板した京山の後、無失点で火消しに成功したエスコバー。さらに盤石の展開とすべく7回のマウンドを託されたはずの井納は、2失点を喫して1イニングでマウンドを降りた。