将棋の最年少棋士・藤井聡太六段(15)が5月7日、第66期王座戦挑戦者決定トーナメントで、屋敷伸之九段(46)と対局中だ。藤井六段は4月から高校に進学し、ここまで負けなしの3連勝中。5月は今回が初対局となる。
王座のタイトルは昨年、中村太地王座が初めて獲得。トーナメントは一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士、シード棋士の16人で行われる。藤井六段と屋敷九段の勝者は、準々決勝で羽生善治竜王と深浦康市九段の勝者と対戦する。このほかトーナメントには佐藤天彦名人、久保利明王将、渡辺明棋王、菅井竜也王位ら、現在開催中の叡王を除く7つのタイトルホルダーが顔を揃えるほかベテラン、若手の実力者が顔を揃える超ハイレベルのトーナメントとなっている。